Information

2026年春の 奈良県イングリッシュキャンプ を募集中
2026年3月28日、29日実施のイングリッシュキャンプ募集パンフ
ホームステイ事業について
2026年3月24日~3月31日にニュージーランド短期研修を実施予定です。(募集は閉め切りました)
ホームステイ事業について
2024年3月23日~4月1日にイギリス短期研修を実施しました
異文化体験研修について
2025年3月22日、23日にイングリッシュキャンプを県内で実施しました
左は2024年春イギリス短期研修の写真

 本会の目的

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     県内の青少年及び教育関係者に対して、国際教育並び に相互文化交流の普及促進及び交換留学等留学の実践 並びに発展向上に関する事業を行い、自国や他国の文化 についての深い認識や広い理解を持ち、国際社会に貢献で きる人材育成並びに国際友好親善に寄与することを目的としています。

     
     
  • 2025年度 会誌
     
  • 2024年度 会誌
     
  • 2023年度 会誌
     
  • 2022年度 会誌
     
  • 2021年度 会誌
     

理事長挨拶

  • 松井理事長

    「体験を心のエネルギーに」

     私が子どもの頃は社会全体が戦後の荒廃から立ち直り、自らの生活そのも のをどう維持し、向上させていくかということが最も切実な問題という状況で した。大人は子どもたちを食べさせることに懸命で子どもたちに細々とかまう ことはできなかったけれど、子どもたちはそういう大人の姿を見て生活の大変 さを身をもって感じ、自立することの大切さや、家庭や地域での役割を果た すことの責任や喜びを日常の直接的な体験を通して、自然に身につけてきた ように思われます。手にする情報と言えば、テレビが普及し始めてはいたもの の、ほぼ学校教育や地域の子ども同士の人間関係の中で得るものがすべてと言って良いほどで、 日常生活の中での実際の具体的な体験を通して夢や思いを膨らませ形成してきました。言わばリ アルな体験の中で自らの夢や思いを実現しようとするエネルギーが蓄積されてきたように思います。 それから時代は随分変わりました。今子どもたちは生まれたときからゲーム機やパソコン、スマー トフォンなどに囲まれ、実体験を伴わない圧倒的な情報量の中で日常生活を送っています。大量 のヴァーチャルな情報に埋もれ、実体験の基盤がないため、地に足の着いた視点をもって、生き る方向を見つけにくく、将来の夢や思いを育み、その実現を図ろうというエネルギーを着実に蓄積 することが難しくなっているように思われます。
     こうした状況の中ではヴァーチャルではなく、やはりリアルな体験を通して、子どもたちが広く世 界に目を向け、自らの現在の立ち位置を認識し、これからの自らの生き方・在り方を考える拠り所 となる機会を提供することが大切であると考えます。
     子どもたちは、一人一人素晴らしい感性や理解力・判断力を持っています。私たちは、子どもた ちに適切な機会を提供することにより、それを引き出し、それぞれの個性を伸ばしていきたいと 考え、海外文化体験事業とイングリッシュキャンプを二つの柱に活動しています。これからも一人で も多くの子どもたちが私たちの活動に参加し、自らの可能性を伸ばしていってくれることを心から 願っています。
     最後になりましたが、こうした活動が出来るのは、青少年の健全育成にご賛同いただく県内の 企業様のご協力、ご支援によることが大きく衷心より感謝申し上げます。
                 奈良県国際交流振興会理事長 松 井 秀 史

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